交通事故治療:時間差でやってくる症状②

興奮しているから痛みを感じないという怪我のほかに、
明らかに時間差で症状を表す怪我がいくつかあります。

代表的なモノは、脳内出血とムチ打ち症です。
最も危険なのは脳内出血です。

この場合すぐに病院にいっていれば早期発見にもつながり
命にかかわることも軽減されます。

そして時間が経過してから症状が現れる怪我で、
最も有名なのは【ムチ打ち症】です。
ムチ打ち症の正式名称は「頸椎捻挫」
頸部(首周り)に負う、打ち身・捻挫・骨折もひっくるめて「外傷性頚部症候群」と
呼ばれます。

ムチ打ち症は交通事故に巻き込まれて、1ヶ月とか半年といった
長いタイムラグを経て自覚症状が出ることもあるのです。

もちろん事故直後から、首の痛みを感じる方も珍しくはないのですが、
タイムラグが長かった場合、示談交渉に合意してしまった後に
発症してしまう事もあり得るので、そうなると治療費が補償されない可能性もあります。

またムチ打ち症は、しっかりと治療しても完治しないこともあり、
一生治らない場合もありますので、早期より医師の診察を受け
整骨院などで十分な治療をうけておくのが肝心です。

上記のことから
痛くないから大丈夫と自己判断せず
きっちりと診断、治療を受けることをお勧めいたします。

苦しい思いや痛い思いをするのはご自分自身ですので、
事故直後自覚症状がなにもなくても必ず早めに病院に行き、
医師の診察・整骨院接骨院の治療を受けましょう。

 

⇒交通事故治療についてはこちらをご覧ください。

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