後部座席のシートベルト非着用は危険

今回は、後部座席の安全性について書きたいと思います。

兵庫県内での一般道路での後部座席シートベルト着用率は
たったの38.5%!(兵庫県調査)
一般道路での後部座席のシートベルト着用率は、他の座席の着用率と比べ著しく低いです。

座席にシートベルトの装置が取り付けられている場合は、後部座席でもシートベルトを着用しなければいけません。
タクシーやバスに乗車する場合にも、シートベルトの着用義務があります。

シートベルトをしていないで事故に遭うと、車内で全身を強打する可能性があります。交通事故の衝撃により、すさまじい力で前席や天井、ドア等にたたきつけられることになります。

例えば仮に、時速60キロメートルで走行している車がコンクリートの壁に激突した場合…
高さ約14メートルの高さ(ビルの10階くらい)から落ちるのと同じ衝撃を受けるそうです。

さらにシートベルトをしていないと、車外に放り出される可能性があります!!
衝突の状況により、後部座席から車外に放り出されることがあります。

車外に放り出されると、路面に体をぶつけたり、後続車両にひかれることで、最悪の場合、命を落としてしまいます。

前席の人が被害を受ける可能性もあります。
衝突の勢いで後部座席の人が前方に投げ出されると、
前席の人はシートとハンドル等で挟まれ大けがをすることなどにより、命を奪われることもあります。

事故時は想像もできない状況になる為、まさかそんなにひどい事にはならないだろうという事が当たり前に起こってしまうのです。

後部座席の人が確実にシートベルトを着用することは、前席の人の命を守ることにも繋がっています。

 

⇒交通事故治療についてはこちらをご覧ください。

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