むちうち症③

重症の【むちうち症】には『引き抜き損傷』といって背骨の中の神経が引き抜かれてしまう症状があります。

これは首がしなり首の正常可動域を越えてしまう事で、神経が引っ張られ発生します。

 

【引き抜き損傷】の発生時には神経を損傷し、

・シビレ

・触る・温度などの感覚がなくなる

・神経麻痺が発生し体の一部が動かせなくなる

 

などの症状を引き起こします。

 

また【むちうち】は、事故当日には症状がないことがあり、一週間以上経ってから症状が発生する事も少なくありません。

その為、「症状はひどくないし病院に行かなくて大丈夫。放っておこう。」となりがちなのです。

 

交通事故は受傷時の衝撃が大きい為に初期の処置が重要です。

交通事故に遭い、少しでも違和感を感じたら、医療機関に受診し検査や診断を受ける事をオススメします。

 

 

 

 

関連記事

  1. 頸部への損傷:頸髄損傷

  2. 交通事故死が多い県は・・・?

  3. 交通事故での怪我、通院期間は?③

  4. むちうちの症状・怖さ

  5. 交通事故:むちうち治療の期間は?

  6. むちうち症②

最近の記事

PAGE TOP