シートベルト非着用時のリスク②

シートベルトを着用しないと・・・
車内で全身を強打する可能性があります
交通事故の衝撃により、すさまじい力で前席や天井、ドア等にたたきつけられることになります。

仮に、時速60キロメートルで進んでいる車がコンクリート壁に激突した場合、
高さ約14メートルの高さ(ビルの10階くらい)から落ちるのと同じ衝撃が掛かるそうです。

また、シートベルト非着用の場合、車外に放り出される可能性も。。。
車外に放り出されると、路面に体をぶつけたり、後続車両にひかれることで、
最悪の場合、命を落としてしまうことは容易に想像ができます。

また後部座席のシートベルト非着用は
前席の人が被害を受ける可能性があります
衝突の勢いで後部座席の人が前方に投げ出されると、
前席の人はシートとハンドル等で挟まれ大けがや場合によっては、
命を奪われることもあります。
後部座席の人が確実にシートベルトを着用することは、前席の人の命を守ることにも繋がっているのです。

自動車乗車中のシートベルト(チャイルドシートを含む)着用有無別の致死率を見ると、
非着用の致死率は、 着用者の0.15%に対して約14倍の2.06%となっています。
部座席でシートベルトを着用しなかった場合の死亡率は、着用した場合の3.5倍という高い値です。

安全運転を心がけるうえでシートベルトの着用は、
万一の交通事故でむち打ち症や後遺障害のリスクを減らすために重要です。

余談ですが、助手席・後部座席の搭乗者がシートベルトをしていなかった場合、
運転者に罰金や減点などが科されます。運転手には着用を促す義務があるのです。

 

⇒交通事故治療についてはこちらをご覧ください。

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