はじめて交通事故を起こした方、巻き込まれた方は、
どのように対処すればよいのかわからずに途方に暮れるかもしれませんね。
あらかじめ 治療費 や 保険、 示談、 損害賠償 などについてきちんと把握しておくと、
失敗や後悔することもなくなると思います。
そこで今回は、「交通事故で大事なことを把握してみよう」として
交通事故についての治療、手続きなどのことをいろいろを書いていきたいと思います。
◆交通事故を起こしたら何をすればいいの?
交通事故が起きた時の基本的な対処 8つを順にくわしくご紹介していきます。
いざという時のために、頭の片隅に置いておくと良いかもしれませんね。
前回は「5.事故現場の保存をする」を書きましたが今回は・・・
6.自分でも記録を取る
時間が経つと人の記憶は人の話を聞いたり話していると薄れて変わってしまったり、忘れたりすることがあります。
そうすると、事実とは違ったことを本当だと錯覚してしまうことがあります。いわゆる勘違いです。
この勘違いによってお互いの言い分に違いが生じてしまい、示談交渉ではもめることが多々あります。
これを防ぐため、事故の記憶が鮮明なうちに事故状況を簡単な図や文章にして記録したり、治療期間中の経過を日記や写真などで残しておくようにします。
記録を取っておけば後で見直すことができますから、自分の記憶が正しいのか、相手の言っていることが正しいのかが分かることもあります。
すっかり忘れてしまっていても、記録してある内容をもとに当時の記憶がよみがえってくることもあります。
示談交渉の際に勘違いで嫌な思いをしないためにも、記録を取ることは大切だと思います。
裁判になった際は証拠として使うこともあるそうです。
記録する内容は、事故発生時から示談交渉までのものを残せれば安心だと思います。