交通事故に遭った時、事故の処理、警察や相手への対応・・・
やることがたくさんで自分の怪我については目に見えている怪我以外は
「大したことはない」と放置してしまい後々に悪化してしまい
辛い思いをしてらっしゃる患者さんは多くいらっしゃいます。
そこで、交通事故に遭った時の
3つの段階的な対処法を書きたいと思います。
⓵緊急的な対処
事故などによって重度と考えられる受傷であった場合、
手足が動かせない、あるいは手が痺れる、首が痛くて動かせない、
触れた感じが鈍い、などといった症状が認められます。
その場合は「受傷者を動かさず安静に」し、
とにかくすぐに救急車を呼ぶことが最も急がれる対処です。
また、軽度と考えられる場合であっても極力安静にして医療機関を受診することは必須です。
事故に遭ったら『怪我の大小に関わらず必ず病院へ!』これは大切です。
むちうち症の場合、初期の対処をいかに早くするかによって
完治への期間が大幅に変わってくることを忘れてはいけません。
⇒次回へ続く