前回の続きで、
症状固定した後はどのようにすれば良いか?
というお話です。
症状固定した後は「後遺障害部分」の賠償を請求すれば良いのか?
この疑問を解決する為のキーワードは「等級認定」です。
等級認定とは?
後遺症の症状は被害者それぞれ異なります。
しかし、すべての被害者の損害を個別に算出することは困難な為、後遺障害を『16等級142項目』の等級に分類し、迅速かつ公平な処理を行うための「等級」認定なのです。
適正な賠償を受けるためには
後遺障害部分の基礎となる慰謝料や労働能力喪失率などは、等級に応じて定められており、症状は同じでも、等級が適正に評価されるかされないかで、大きく損害賠償請求額が変わってきます。
後遺症の等級は損害賠償請求の基礎となります。
その為、適正な賠償を受けるには、適正な等級認定を受ける必要があります。