今回は、車所有者の全員が加入しているもののその内容を知らずに運転をされている事の多い『自賠責保険』についてご説明したいと思います!
走行できる自動車やバイク(原付含む)を所有されている方は必ず加入しなければいけない保険が自賠責保険です。
自賠責保険は、『強制保険』といって車検を受ける際に加入しています。
万が一、加入していないと違法となります(原付などは車検が無いため、知らない間に自賠責保険が失効していたということもあります)
実際のところ、事故に遭わないと使用する機会はありませんので知らないのも無理はありません。
どういった時に使用できる?
交通事故といっても、壁にぶつかる等の単独での事故では使用できません。
また、事故の加害者も使用する事が出来ません。
しかし、加害者や単独事故であっても、同乗者(助手席などにのっていた)は、運転手に怪我を負わされたという判断になりますのでその場合は自賠責保険を使用する事が出来るのです。
どういった補償がある?
自賠責保険は主に、
・むち打ちなどの事故での怪我の治療費
・怪我で仕事が出来ない場合の休業補償
・慰謝料
にあてられます。
ちなみに、自動車や自転車、その他破損物の修理代には使用する事が出来ません。
例外として身体を補助する物の修理代には使用する事が出来ます(杖・補聴器・めがねなど)
次回へ続く・・・