自賠責保険の補償内容についてご説明いたします!
① 人身事故の場合に適用(同乗者全員に適用)
自賠責事故は人身事故の際に適用される保険で、物損事故の場合は適用されません。
人身事故の場合であれば、被害にあった際に同乗していた全員に同等の補償を受ける事ができます。
例:家族4人で車に乗っていて後方からの追突事故にあった場合⇒4人全員自賠責補償適用。
加害者側、または単独事故の場合は、
運転手は加害者扱いとなる為、自賠責保険の補償は受ける事ができません。
しかし、同乗者は「運転手に怪我をさせられた」と言う立場の被害者となりますので自賠責保険の補償対象になります。
② 補償の上限額が設定されています(上限120万円)
補償内容は、慰謝料・治療費・それに掛かる諸経費となっており、自動車の修理代など物損については補償対象外です。
③ ②は過失割合によって補償額が減額される場合があります。
人身事故が発生した場合には、必ず双方どちらが悪いか?という過失割合が決まります。
(例:10対0 や 7対3 など)
この過失割合によって補償される金額が金額に差が生じる事があります。
また、ひき逃げ事故で相手が特定できない場合や加害者が無保険の場合は、『政府保障事業』と言うものがあります。これは政府が自賠責保険の支払い基準に準じ、政府が損害賠償金を立替えて被害者への補償支払いを行うという制度です。
以上、自賠責保険についてご説明しました!
次回は「任意保険について」お話したいと思います!