数年前からよく耳にするようになった『エコノミークラス症候群』に
ついて簡単に説明&予防法をお話します。
長い時間同じ姿勢で動かない時に血管でできた血液の塊が
肺の血管に詰まる病気を『エコノミークラス症候群』と言います。
元々は名前の通り飛行機に長時間搭乗した際に発生しやすい症状だった為に
連想される名前となっています。最近では飛行機の設備の改善や
予防意識向上により減少しているそうです。
近年では大きな地震や災害後の避難生活で車内や避難所などで
十分にスペースが確保できない環境を強いられた際に発生する事が多く、
ニュースや新聞などで見聞きする機会が増えています。
~予防するには~
血液の塊(血栓)ができるのを防ぐには、十分な水分補給とふくらはぎを動かす事です。
一番は歩く事ですが、車内などでは足首を回したり、
ふくらはぎや太ももをマッサージするなどで血流をよくします。
また弾性ストッキングは、血液の循環を促し予防効果があるので
非常時に備え準備しておくと良いでしょう。