日本では古くから梅を食べる習慣がありました。
古くは奈良時代に果物として、平安時代の日本最古の医学書には効用が書かれていました。
明治時代には伝染病の治療のために梅干しの需要が急増した、という記録も残っています。
〇梅の健康効果と注意点
梅にはピロリ菌やインフルエンザウイルスの働きを弱める『リグナン』や、
高血圧を抑えたりウイルスの増殖を抑える『ヒドロキシ桂皮酸』という
ポリフェノールが含まれています。
また梅の花や実の香り成分『ベンズアルデヒド』には抗菌作用があります。
しかし、梅干しの塩分はかなり高く、10gに1gの割合で塩分が含まれます。
1日に2個を目安に。
〇梅酒の豆知識
自家製梅酒を誰かにふるまう目的で作ると酒税法違反になります。
またアルコール分20度以上のお酒でつけなければ違法となるそうです。
ご注意ください。